Miso-mythology & Soy sauce‐society
~味噌と醤油は愛をささやく場面にふさわしいか~
2010年9月23日木曜日
将口真明「マナをめぐる冒険」(2010)~2101年~
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「もしもコストを度外視して、安全でよいものだけを集めると いうのであれば、現在でもできます。試算ですが、お手元の 資料にもありますように、玄米一膳に五〇円、ブリの切り身に 二〇〇円、味噌汁の味噌に二〇円、里芋と大根の煮物一人前に 一三〇円をかければなんとか供給できます。」(*1)...
2010年9月21日火曜日
山本むつみ「ゲゲゲの女房」(2010)~ごちそうさまでした!~
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翌日の昼、布美枝は味噌汁を用意した。歓声をあげたアシスタント三人に、 いずみが笑顔でいった。 「姉がお昼はみなさんお弁当持参だけん、味噌汁くらい出そうかって」 しかし、倉田は不意に笑顔を閉じた。そして食後に鍋や食器を下げに 布美枝の元へ来た。 「思い過ごしやったら、すまんので...
2010年9月18日土曜日
“主人公”
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ひとと話すのは楽しいものです。いや、苦痛を覚える会話も残念ながら中にはあって、機械のように応対マニュアルを読み上げる電話によるセールスなんかがその典型だけど、人生の機微や知恵に溢れたもの、よくよく見知った人との肝胆相照らす静かな空間は実に嬉しいものです。充実します。得難い宝石箱...
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2010年9月17日金曜日
米林宏昌「借りぐらしのアリエッティ」(2010)~ビスケット~
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この年齢でそれはないよ、と恥らいつつ、時折、劇場に足を運んではのんびりと極彩色のマンガ映画を楽しんでいます。極端な絵空事にはもはや付いていけなくって、現実に深く拮抗しているものか、発達し続けるテクノロジーが社会や家庭をどう変えていくかをシミュレートする、そんな指先が届きそうな“...
2010年9月12日日曜日
“再生力”
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自分の“限界”を破るというか、なにか凄く── なにかが“破壊”されると “再生力”ってもの凄いものじゃないですか── 佐藤寛子-メタモルフォーゼ -映画「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」より
晩夏
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若くして逝った家族を供養するものとして、僕の住まう地方には神社へ“絵馬”を奉納する慣習があります。 いや、慣習と呼べるほど根付いてはいないのだけど、そういった切実なこころを受け止める装置と成っている社(やしろ)が幾つか点在している。昨日訪れたところはその代表格のような場処でし...
2010年9月10日金曜日
“この私はなんだ?”
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肉体がその力の頂点に達して衰え始める中年期の問題は、 自己を、衰えかけている肉体と同一視するのでなく、 意識と同一視することです。肉体はその意識を運ぶ道具に 過ぎないのですから。私は神話からそういうことを学びました。 この私はなんだ?私は光を運ぶ電球なのか、それとも、 電球を単な...
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