Miso-mythology & Soy sauce‐society

~味噌と醤油は愛をささやく場面にふさわしいか~

2010年5月19日水曜日

山本むつみ「ゲゲゲの女房」(2010)~なんもないなあ~

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「なんもないなあ」  台所の棚を開いても、食材はおろか、鍋や食器もろくにそろっていない。 いつでも山のように食材が積まれ、鍋が温かさそうな湯気を立ち上げていた 飯田家の台所とは比べるべくもなかった。(中略) 「男の人の一人住まいって、こげなもんなのかなあ」 布美枝が台所で味噌壷を...
2010年5月3日月曜日

上村一夫「同棲時代」(1972)その3~上村一夫作品における味噌汁(14)~

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  このような景気です。仕事のあることは嬉しくありがたい事なのだけれど、やはりこの時期、世に大型連休と呼ばれる期間に入ると気持ちがぷくぷく泡立ちます。解放されないままに半端な仕事に当たる毎日はどうにも悔しい気分。「聞け万国の労働者」でも歌いましょうかね。ショウガナイ、何を馬鹿なこ...
2010年4月25日日曜日

「愛の狩人」(1971)~二十年という歳月~

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 劇画家の上村一夫(かみむらかずお)さんの生誕70周年を記念して、列島を巡回するかたちにてブックフェアが始まったようです。(*1) 身近に住まう七十代の人たちと、著作を通じて日々体感する上村作品の若々しさが反発して妙な具合です。没後25年と言った方がしっくり来るものがありますね。...
2010年4月24日土曜日

塔の在るべき姿~日常のこと~

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 最近休日の使い方のコツをようやく摑みました。しっかり朝から出かけ、昼過ぎに帰ってから一風呂浴びて、それから何かまたムズムズ動き出すやり方です。それも午前中は出来るだけ車に頼らず歩き回ると好いみたい。  Julia Childという実在の料理研究家を描いた映画を10時前の回で観た...
2010年4月22日木曜日

上村一夫「同棲時代」(1972)その2~上村一夫作品における味噌汁(13)~

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今日子「ねぇ 次郎 熱い味噌汁が飲みたくない?」 次郎 「熱い味噌汁か… そうだな 身体が暖まるだろうな」 今日子「ねぇ うちへ来ない?ごちそうするわよ」 次郎 「きみんちへ?どうして?そんなことできるわけないだろう」 今日子「いいえ かまわないわ 行きましょうよ」 次郎 「しか...
2010年4月19日月曜日

斜め~日常のこと~

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 春のやわらかい陽射しのなか、のんびりのびのび散歩です。色とりどりの花を庭先や街路の樹々が天空高くかかげていて、えらく張り切っているみたいで微笑ましい。古い建物を観に行ったのですが、普段は車ばかり使っているから視野がいくらか高く、また広々して新鮮な気分です。風がいくらか冷たいけれ...
2010年4月5日月曜日

佳人たち~日常のこと~

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  回覧板に挟まっていたわら半紙の、市民講座の案内に目が釘付けになりました。指定文化財になっている“板絵”の解説を大学の先生がするらしいのですが、片隅に入れ込んである粗い調子の画像を一瞥しただけでその絵が尋常でないことが分かりました。無数のおんなたちが長い山道を押し合いへしあいし...
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